自動車向け大型光造形品

自動車向け大型光造形品

工法概要

工法 光造形(SLA)
樹脂 TSR-883
積層ピッチ 0.15mm
使用装置 ATOMm-8000
  • 自動車部品の形状確認試作

    当社ではアルミ砂型鋳造によるギガキャスト量産前の試作も行っていますが、今回はさらに前段階での樹脂3Dプリンターによるダイレクト出力のご紹介です。本製品はギガキャストクラスの自動車用フレーム部品で、できるかぎり製品に近いサイズで出力したいというニーズがありました。そのため、当社で最もワークサイズの大きいATOMm-8000を使用しました。サイズは約38.6%に縮小し、一体で造形可能な695×580×246mmで製作しています。

    約20時間の造形で完成

    ATOMm-8000は、高性能紫外線レーザーをガルバノスキャナで制御し、樹脂に照射するハイエンド光造形機で、ワークサイズが大きいだけではなく造形精度に優れています。今回は納期がタイトであったため、積層ピッチを0.15mm(通常0.1mm)に設定し、約20時間をかけて造形を行っています。