光造形で容器形状の試作品を製作。試作費用を1/10以下に抑え、内部形状や液体を封入して検討も可能に。
容器形状の試作品は従来、切削加工や簡易的な金型によって作製されてきました。切削加工では一体での内部形状の再現が困難で、基本的に分割での製作となるため、内部形状や液体を封入しての検討には不向きでした。また、金型では多大なコストと納期がかかるため、複数形状の検証が制限される結果となっていました。光造形で直接モデルを製作することで、試作費用を1/10以下に抑えることができるだけでなく、内部形状や液体を封入して検討も可能になりました。
工法概要
工法 | 光造形方式 |
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樹脂 | TSR-883(シーメット株式会社製 エポキシ樹脂) |
積層ピッチ | 0.15mm |
追加処理 | 内側:クリア流し込み / 外側:段差除去+クリア塗装 |
リードタイム | 1週間 |