工法概要
工法 | フルカラーインクジェット方式 |
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樹脂 | MH-100(アクリル系樹脂) |
使用装置 | 3DUJ-553(ミマキエンジニアリング社製) |
フィギュア作成サービス『3D SNAP』
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一瞬でハイクオリティな3Dスキャンを実現する専用ブース
360度に設置された多数のカメラによって被写体を一瞬でスキャンし、高い再現度でフィギュアを作製するサービス『3D SNAP』。犬や猫などのペットから、入学式や七五三といった子供のイベントなど、さまざまな思い出をカタチとして残すユニークなサービスです。
JMCは、株式会社MIXIDIAが運営するフィギュア作成サービス『3D SNAP』とパートナーシップを結んでおり、スキャン後の3Dプリント工程を担当しています。「フォトグラメトリ」とは、数十枚から200枚程度の写真をコンピュータ上で再構成することで3Dデータを作成します。
X線CTスキャンやレーザースキャンと比較して精度が大きく劣る反面、写真を元にしているため色情報の取得が可能です。また、全方位360度に設置したカメラを使い一瞬で撮影が完了する専用ブースも存在しており、人物やペットなど動くものを負担をかけずに3Dスキャンしたいときに有効です。今回は成人用とペット用の撮影ブースをそれぞれ利用してスキャンしました。成人用は大型の撮影ブースとなり、約200台のカメラで同時にデータを取得します。ペット用の撮影ブースは、約70台のカメラで成人用より短い1/200秒のシャッタースピードで撮影が完了するので、長時間静止することが難しい対象にも有効です。
撮影の様子
全方位カメラを使い一瞬で撮影
取得された3Dデータは『3D SNAP』のスタッフによって調整された後、JMCに送られフルカラー3Dプリンターで造形します。
JMCでは、ミマキエンジニアリング社製のUV硬化性インクジェット方式を使用しており、広く普及している石膏粉末のカラー3Dプリンター(粉末固着方式)よりも、発色の良い仕上がりを実現しています。また3D SNAPのデータに基づき丁寧にキャリブレーションを行うことで、色の再現性を高めています。
<3D SNAPの撮影過程>
<3D SNAPのフィギュア製造過程>