砂型造形
鋳造用砂型短納期

鋳造用砂型造形

工法概要

砂型鋳造用の砂型をつくる3Dプリント方式です。従来工法では時間とコストがかかる複雑な中子などを3Dプリンターに置き換えることで、鋳造品の製造にかかるリードタイムを大幅に短縮することができます。

機種 S-Print
材料 珪砂
積層厚 0.24 – 0.38mm
最大造形サイズ 800 × 500 × 400mm

特徴

  • 短納期対応

    鋳造用の砂型造形においても、樹脂造形と同様に短納期での対応を強みとしています。シリンダーヘッドなどの中子製造の場合、マスターとなる木型の製作で1~2週間程度要していた工程を、3~4日程度に短縮することが可能です。

    鋳造用砂型造形の製造風景砂型3Dプリンターの内部
  • バインダーにはフェノール樹脂を使用

    砂型3Dプリンターのバインダー(結合剤)にはフラン樹脂がよく使用されていますが、JMCではフェノール樹脂を使用する装置を採用しています。フェノール樹脂型は、従来よりも強度や鋳造時のガス発生量に優れています。

  • 鋳造、機械加工までのご依頼にも対応

    JMCでは砂型鋳造でも豊富な実績を有しており、長野県飯田市に設置する鋳造専用工場にて、鋳造工程やその後の追加工まで一括で対応することが可能です。

    砂型3Dプリンターを設置している工場