沿革ものづくりへの取り組み
- 1992
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横浜市港北区に有限会社ジェイ・エム・シーを設立
- 1996
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横浜市港北区から横浜市港南区に本社を移転
- 1999
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- 株式会社ジェイ・エム・シーへ商号変更
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光造形機を導入し、3Dプリンター事業を開始
- 現代表取締役の渡邊は、当時異業種だったJMCで、ものづくりの事業を行いたいと考え、まだ知名度の低かった光造形方式の3Dプリンター1台を導入して出力サービスを開始しました。
- 2004
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渡邊大知が代表取締役に就任
- 2006
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試作品の受託範囲の拡大を目的として鋳造事業を行う有限会社エス・ケー・イーと合併
- ものづくりの事業を拡大するなか、現専務取締役の鈴木と意気投合し、当時鈴木が経営をしていた有限会社エス・ケー・イーと合併。砂型鋳造技術を社内に取り込み、アルミニウム合金製品を対象とした試作品製作のサービスを開始しました。
- 横浜市港南区から横浜市神奈川区に本社を移転
- ISO9001 認証取得
- 砂型鋳造法による鋳造事業を開始
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- 2008
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長野県飯田市にコンセプトセンター(鋳造棟)を新設
- 当初横浜市内で行っていた鋳造事業のさらなる拡大を目指し、長野県飯田市川路に鋳造専門の工場『コンセプトセンター』を建設しました。開設当初は、鋳造炉2基と木型用マシニングセンタ2台のみを設置していました。
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- 2011
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- 横浜市港南区から横浜市神奈川区に本社を移転
- コンセプトセンターに第2期棟を建設し、木型工程を拡充
- 機械加工工程を内製化
- 2012
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製品の品質向上を目的として品質保証部門を設置
- 新たに品質保証部門を立ち上げ、機械加工品の測定も可能な高精度の三次元測定機を導入しました。これにより短納期かつ高品質というJMCの強みの基盤を構築しました。
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- 2013
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コンセプトセンターに第3期棟を建設し、熱処理工程を内製化
- 2014
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- 株式会社 JMC(ジャパンマルチインダストリアルカンパニー) へ商号変更
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横浜市都筑区にテクニカルセンターを開設(2020年閉鎖)
- 光造形機の弱点である耐熱性や靭性を必要とする試作に対応するため、粉末焼結造形機4台を導入しました。また汎用工作機や塗装ブースなどを同時に導入し、3Dプリンター造形品の加工や塗装に対応できる体制を構築しました。
- 粉末焼結造形機を導入
- 2015
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- 神奈川県優良工場表彰
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JIS Q 9100 取得
- コンセプトセンターにおいて将来的な航空分野への参入を視野に、軽量化需要に対応するマグネシウム合金の鋳造技術を強化するとともに、航空宇宙産業における品質マネジメントシステム『JIS Q9100』を取得しました。
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コンセプトセンターに第4期棟を建設し、機械加工と検査業務を拡充
三次元測定機やGE社製産業用CTスキャナを新たに導入し、品質保証能力を大幅に強化しました。特に産業用CTによる品質保証は、鋳巣やピンホールの定量的な評価が難しかった試作鋳物の市場に新たな価値を創造しました。
- 金属製品の非破壊検査による品質保証強化を目的として第3世代産業用CTスキャナを導入
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大学及び医療機関向けに心臓カテーテルシミュレーター『HEARTROID(ハートロイド)』を販売開始
- 株式会社JMC、⼤阪⼤学 ⼤学院医学系研究科 循環器内科学、フヨー株式会社の三者の共同開発によって生まれた『HEARTROID(ハートロイド)』は、冠動脈造影やステント留置などのシミュレーションが可能で、トレーニングや機器のデモンストレーションに使用されています。
- 2016
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東京証券取引所マザーズに株式上場
- 2017
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産業用CTスキャナによる検査・測定を行うCT事業を開始
- 鋳造の検査機器として導入した産業用CTの成果を高く評価いただき、多くのお客様から受託検査のご依頼を頂きました。JMCではこれらの需要にお応えするため、設備を増強し受託検査・測定サービスを事業化しました。
- GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ株式会社と代理店契約を結び、産業用CT及び関連サービスの販売を開始
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- 2018
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- 株式会社ミマキエンジニアリングと代理店契約を結び、フルカラー3Dプリンターの販売を開始
- コンセプトセンターに第5期棟を建設し、鋳造工程を強化
- 低圧鋳造を開始
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医療機器製造業の登録。医療機器製造販売業の許可取得
- 従来から行っていた3Dプリンターによる医療モデルの作製や、『HEARTROID(ハートロイド)』の販売拡大を受け、医療分野への本格参入を視野に、医療機器関連の許可取得を行いました。
- 2019
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コンセプトセンターに第6期棟を建設し、鋳造用砂型3Dプリンターを導入
- 鋳造事業のリードタイム短縮と、近年複雑化する鋳物設計への対応力強化を目的に、ExOne社製の鋳造用砂型3D プリンターを導入しました。鋳造用砂型3D プリンターは出力サービスも提供を行い、自動車メーカー様や鋳物サプライヤー様からの引き合いを頂いています。
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- 2020
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静岡県浜松市にミーリングセンターを開設
- 鋳造事業の機械加工工程の強化を目的に、静岡県浜松市に新たな工場『ミーリングセンター』を開設しました。ハイエンドの大型5軸マシニングセンタを多数導入し、自動車のエンジン部品を始めとする幅広い製品を製造しています。
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レストア用パーツの製造販売を行う『JMC BASE』プロジェクトを開始
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- 2021
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- 3Dプリンターに関する協業プロジェクト「3D innovation Hub」を発足
- コンセプトセンターに第7期棟を建設し、鋳造品の熱処理工程を強化
- 2022
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- EOS GmbH Electro Optical Systemと代理店契約を結び、EOS社製 樹脂3Dプリンターの販売を開始
- 2023
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- コンセプトセンター第8期棟を建設し、自硬性砂型鋳造による量産を強化
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旧車のレストアおよびアフターパーツ開発を行うブランドとして『PZ』を立ち上げ